こんにちは。
今日は2019.07.12頃刊行予定の新刊のお知らせに来ました。
『スイッチ』
2019.07.12頃刊行予定
フランス書院 プランタン出版 プラチナ文庫
イラスト 黒山メッキ先生
被虐嗜好を持つM性感店のスタッフと、客の話。(客×スタッフ)
とあるM性感店でスタッフとして働く直斗は、子ども時代の経験によりマゾヒズムの傾向を持つ。M性感店とは、女性キャストが男性客に対しマゾヒスティックな快楽を提供する風俗店であり、客は女性主体の行為を求めて訪れる。
ある日、城川と名乗るひとりの男がそのM性感店のドアを開けた。ひんやりと美しい容姿や雰囲気から、サディストだ、と直斗は直感するが、城川はただ客として店にやってきたらしい。つまりはマゾヒスト、とまではいわずともそうした行為を望む人物なのだろう。
その城川が指名したのはどの女性キャストでもなく、なぜか、男性スタッフである直斗だった。
というシリアス寄りな話です。マゾヒストなのかサディストなのか本当の望みはなんであるのか? どうしてそのような嗜好を持つのかなにに囚われているのか? そういった謎がひとつひとつ解けていきます。同じようでいて意味の異なる行為をくり返すうちにじわじわと明らかになる「彼本来の姿」を、見守っていただけましたら嬉しいです。
詳細につきましてはまた書きにきますが、取り急ぎましてお知らせでした。
それでは、ありがとうございました。