こんにちは。
『豹王の刻印』発売より数日が経ちました。
お手に取ってくださったかたがいらっしゃれば嬉しいです。ありがとうございます。また、お気にかけてくださるかたにはどうぞよろしくお願いいたします。
よろしければご意見ご感想など編集部様までお寄せください。皆様のお声が私の糧です!
発売日もすぎましたので少し内容を書いてみようと思います。
ひとと豹の姿を併せ持つ異世界の王様と、他人にうまくなじめない獣医さんのお話です。
動物園獣医の明人は覇気のないアムールヒョウの様子を気に病んでいます。そんなときに動物マジックショーの動画を目にして、いきいきとした豹の姿に驚きます。アムールヒョウを元気づけるヒントを得られればとショーの行われているラスベガスへ向かい、そこでアレクセイと名乗るマジシャンと出会います。
アレクセイと接し、明人は、この巡りあいは運命だとさえ思うような衝撃を受けます。しかし彼から聞かされたのはにわかには信じられない異世界の話でした。
というところからはじまりまして、すれ違ったり、通じあったり、ピンチになったり、悩んだりしますが、最終的には気持ちよく締められているといいなと思います。
人物について書きます。
攻めのアレクセイは、ひとと豹の姿を併せ持つ異世界の王様です。ある理由から受けを探しに人間界へやってきます。人間界ではマジシャンとしてステージに立ち、受けが現れるのを待っています。一見怖いくらいに冷たい美貌の持ち主ですが、にっこり笑うとえらく優しそうです。
受けの明人は、動物園の獣医さんです。ある理由から他人に対する違和感や疎外感に苛まれていて、生活も性的にも乱れています。一方仕事に対しては真摯です。アムールヒョウにめろめろの頑張り屋さんで、彼らのためなら海も越えます。
他、黒髪の色男が出てきます。気に入っています。(小禄先生からいただいたキャララフを拝見したときに、この黒髪色男があまりにも格好よくて一目惚れし、思わず特典ペーパーに彼の話を書きました)
このお話は「よし獣を書こう」というところから考えはじめたものです。初挑戦です。
カラーとしてはシリアスです。軽すぎず、とはいえ重すぎない、シンプルでストレートなお話を目指しました。とにかく、わかりやすいストーリーにしよう、わかりやすく、と唱えながら書きましたが、どうでしょうか……。
そして! 小禄先生のイラストがとっても素敵です。本をお手に取ってくださったかたにはぜひ、帯の下までじっくりとカバーイラストをご堪能いただきたいです。
書影、公式のあらすじにつきましては以下の記事でご確認ください。
『豹王の刻印』書影&あらすじ
特典の情報は以下でご確認ください。
『豹王の刻印』特典情報他
また、pixivで冒頭のお試し読みができるようです。
『豹王の刻印』|pixivノベル
公式さまのHPでは、豹姿の王様にいたされてしまうシーンがお試し読みになっています。(獣姦……苦手なかたはご注意ください……)
『豹王の刻印』|シャレード文庫
あとはなんでしょう……。サイン本ですとか、そのほか新しい情報が出てきましたら、できるだけお知らせしていきたいと思いますので、twitterあたりでご確認いただけますとさいわいです。
長くなりましたがこのあたりで締めます。
ひとりでも多くのかたにお手に取っていただけますように。そして少しでも楽しんでいただけましたら嬉しいです。
それでは、また来ます。ありがとうございました。
(見本をいただいたので、二枚大きく写真を貼ります!)